平成24年〜28年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の研究成果を報告書としてまとめました。研究成果報告書からダウンロードできます。
平成24年〜28年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の研究成果を報告書としてまとめました。研究成果報告書からダウンロードできます。
研究業績を更新しました。
「震災と下水道」セミナーを開催しました。併せて本事業の最終報告会を行いまいした。
開催内容の詳細は最終報告から御覧ください。
研究分野は以下のとおりです。
(1) 土壌や汚泥、底泥などの固相系におけるセシウム等放射性物質の汚染挙動の解明
(2) 上記固体系物質からの放射性物質の洗浄、抽出、濃縮法の開発と実処理、
処理による リスク低減効果の評価
(3) (2)の処理に伴う排水中の放射性物質の新処理技術開発と実処理
(4) 地震や津波により流出した可能性のあるPOPs(ダイオキシン類、PCB,有機フッ素化合物等の
残留性有機化合物)による土壌や汚泥、底質などの汚染実態の把握
(5) POPsを含む土壌や汚泥、底泥の新処理技術(副生成物の挙動解明を含む)の開発と実処理
東日本では、放射性物質を含む大量の廃棄物・汚染土壌・指定廃棄物が発生し、その処理が課題でとなっています。また、従来から対応が急がれているPOPs(ダイオキシン類、PCBやPOPs条約で新たな規制物質になった有機フッ素化合物などの残留性有機化合物)についても、津波により汚染地や環境施設、工場等からの流出がおこっている可能性が高く、その実態解明・対策共に十分とは言えません。そのため、本研究では緊急に対応する必要がある上記無機及び有機物質を対象として新処理技術開発を行い、参画企業との共同研究により放射性Cs(セシウム)やSr(ストロンチウム)等の除去技術を確立することを目的としています。